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zoom RSS 沈まぬ太陽

<<   作成日時 : 2010/01/20 00:15   >>

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JAL破綻の日に思い出す。
そういえば、映画「沈まぬ太陽」の感想。

NAL(なる?)=国民航空は名前を変えてもJALのこと。
TVドラマは無理だろうなぁ。
他に映画でなければならない理由が感じられなかったけれど
渡辺謙さんの渾身の演技を見にいくことを目的にしたら大満足だ。

第1部の特に御巣鷹のエピソードはやはり涙。心に迫る。
けれど、それは圧倒的な事実の力で、実際TVで同じようなドキュメントで見たときと
同じ感想だった。
面白さは第2部。
香川照之の受ける社内いじめの冷遇は、あまりに次元が低く、あの有名大企業でこんなことを
と目を疑うのだけれど、JALで実際あったんだろうなぁと信じられるから怖い。
原作では”凄まじいまでの腐敗”が描かれているとあった。
でもそれだと現在も営業している企業に対してあまりに生々しく(さらにJALからの圧力もあった?)
映画では主人公の心情に軸足を置いた
とどこかの記事で読んだけれど、それでも、「やっぱりこの会社はだめだ。」と思わせる内容だった。
そして今日JALは負債2兆円で破綻した。戦後最大の事業破綻。
当然の結末。

あと、映画を見ていて、恩地が僻地勤務で飛ばされているのをあまり気の毒に感じられなかった。
JALの現在の結末を予見した原作はやはり凄い。
けれど、まさか恩地の冷遇が実感できない時代になるとは。。。

もちろん恩地の受ける報復人事は充分不条理なんだけど、今の時代、正社員である
というだけで御の字であって、同じ仕事をしていて正社員になれない方がもっと不条理で
恩地はそうはいっても正社員で家族も生活に困ることはないのでしょ。
と思ってしまうのだから。。。

満足度:★★★★☆

渡辺謙さんの渾身の演技に★1つ追加。
それと、もっととがっているという原作を読まないと。

沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上) (新潮文庫)
新潮社
山崎 豊子

ユーザレビュー:
著者の強い使命感に感 ...
渡辺謙をイメージしな ...
恩地という人がわから ...
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