東大寺大仏天平の至宝 阿修羅くんほど身軽じゃない大仏さま。 東京には来られないわよね~と思いながら訪れた東京国立博物館の『東大寺大仏 天平の至宝』展。 これが思いのほか、というか予想以上に楽しめる展覧会だった。 大仏さまの不在を補いながら、逆に身近に感じさせるというか。 展示方法が面白い。 特に、舞台装置のような「大仏造立」の展示室がとって… トラックバック:0 コメント:0 2010年12月05日 続きを読むread more
『ゴーゴーミッフィー』その4うさこの秘密 そごう美術館でみた「ゴーゴーミッフィー展」の観覧記。 うさこの秘密をたんと仕入れた。 うさこのできるまでの秘密。 例えば、あるとき(「うさこちゃんと自転車」)から、切りえを使っているとか。 色紙の切りえといえばマティス。 と思ったら、実際ブルーナさんはマティスが好きで影響を受けているそう。 初期の本の装丁のお仕事も素… トラックバック:0 コメント:0 2010年10月03日 続きを読むread more
MOE30周年とつみきのいえ 渋谷PARCOのパルコファクトリーで雑誌「MOE」の30周年を記念した「MOE絵本フェスティバル」をやっていた。 普段絵本など読まないのに、なんとな~くでふらりと立ち寄る。 MOEはムーミン特集のときに買うので。 そぐわない気分で展示を見ていたら、MOE年表に「初めてムーミンを特集する」の文字を見て、ちょっとにっこり。 作家… トラックバック:0 コメント:0 2010年01月24日 続きを読むread more
7月までのアート巡り しばらくブログをお休みしていた間のアート巡りの覚書。 描かれた不思議な世界 ミヒャエル・ゾーヴァ展 松屋銀座 国立トレチャコフ美術館展忘れえぬロシア Bunkamura 松本清張展 世田谷文学館 ムーミン展 大丸ミュージアム東京 ヨーロッパの工芸とデザイン 東京国立近代美術館工芸館 チェコのキュビズム建築とデザイン191… トラックバック:0 コメント:2 2009年09月23日 続きを読むread more
阿修羅くんに会いに行く 東京で待ってたよー!阿修羅くん。 桜満開の頃、阿修羅くんが来た!の便りを聞いて駆けつけた「国宝 阿修羅展」観覧記。 東京国立博物館にて。 前回の奈良旅で興福寺を飛ばしたのは、時間の関係もあったけど、阿修羅くんの方から東京に来てくれるっていうから(←あし007的解釈)。 それもガラス越しじゃなくて、ぐるりと後ろ姿までじっく… トラックバック:0 コメント:2 2009年04月28日 続きを読むread more
3月のアート巡り 3月観覧の覚書。 3月びっくりしたのは青山ユニマット美術館の閉館。 何も知らずに青山墓地の桜の咲く頃あいを見計らって行ってみたら、3月末で閉館とあって。 桜も閉館も間に合ってよかったけれど、とにかく残念。 ピカソとクレーの生きた時代展 Bunkamuraザ・ミュージアム 「クレー、でもモランディ」 小杉放庵と大観 出光美術… トラックバック:0 コメント:0 2009年04月14日 続きを読むread more
クレーのグラーシュ 「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」展を観て(前のブログ)、お昼はカフェドゥマゴパリにて展覧会特別メニューのクレーのグラーシュを食べる。 こういう催し、グッズやミュージアムレストランやカフェ目当て(楽しみの半分以上?)のあし007向き楽しみなり。 クレーは、お料理も好きで、お料理メモなど残しているそうな。 (↓『… トラックバック:0 コメント:0 2009年03月17日 続きを読むread more
クレー、でもモランディ Bunkamura ザ・ミュージアムにて「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」展を観てきた。 デュッセルドルフにあるノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館の所蔵作品展。 20世紀前半に活躍した画家の作品が集う。 題名になってるピカソとクレー以外にもミロ、マティス、シャガール、マグリットとお馴染みの作家の作品や、… トラックバック:0 コメント:0 2009年03月16日 続きを読むread more
2月のアート巡り 2月観覧の覚書。 まだ1月分もこなしてないから、覚書で終わるかも。 (だんだん意気込み下降中) 3月は阿修羅くんも来るし、既にフェルメールも来ているし、クレーは急げで押し気味。。。 加山又造展 国立新美術館 平山郁夫展 サムソン美術館Leeum(ソウル) 国立中央博物館(ソウル) 奈良・京都の古寺めぐ… トラックバック:1 コメント:0 2009年03月14日 続きを読むread more
役にたたないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない。 タイトルはウィリアム・モリスのお言葉。 ブログにしてもそうだけど、なんでもごちゃごちゃーとしてしまう身辺状況。 耳が痛い。。。 ウィリアム・モリスが好きで、何年かに一度、展覧会があると駆けつけてしまう。 上野の東京都美術館で開催の『「生活と芸術-アーツ&クラフツ展」ウィリアム・モリスから民芸まで』(~4/5まで)。 今… トラックバック:0 コメント:0 2009年02月10日 続きを読むread more
2009年1月のアート巡り 送信者 2009日の出とお正月 あぁ1月がもう終わりかぁ。タメイキ。 やっぱり美術館や展覧会のブログは滞りがち。 観覧記録のみブログに載せておくことに。 セザンヌ主義 横浜美術館(年末) 博物館に初もうで 東京国立博物館 レオナール・フジタ展 上野の森美術館 久保田一竹と川崎景太展 松屋銀座 田淵俊夫展 日本橋三越 … トラックバック:0 コメント:0 2009年01月30日 続きを読むread more
ロシア絵本の世界 世田谷美術館にて桜の頃開催されていたイリヤ・カバコフ『世界図鑑』絵本と原画展。 蛇崩川の暗渠、蛇崩川緑道を通った桜サイクリングにて世田谷まで行ったとき(一番の思い出が筋肉痛)に鑑賞した記録。 イリヤ・カバコフ。ロシア人の現代アーティスト。 なんせ現代美術はあし007アンテナの外にあるので、興味がないせいでうろ覚えな上、図録を購… トラックバック:0 コメント:4 2008年12月20日 続きを読むread more
ハンマースホイのグレー ハンマースホイは19世紀デンマークの画家。 名前を聞いたことがなかったので国立西洋美術館開催の「ヴィルヘルム・ハンマースホイ展」はノーマークだった。 あの印象的な後姿に遭遇するまでは。 図書館に行く時は、美術展ポスターが貼ってある一角をチェックするのが常。 大規模な展覧会以外は、ここに貼ってあるポスターを見て、「あ、気になる… トラックバック:0 コメント:2 2008年12月20日 続きを読むread more
日本にいても旅は続くのだ!の巻(フェルメール全点制覇の旅?の途上) 百名山とか百名城とか、七福神巡りも?もしかしたら四国八十八箇所巡りもかな。 日本人は(あし007も含めて)スタンプラリー的踏破の旅がとっても好きなのでは。 フェルメール全点踏破の旅に挑むのもやっぱり日本人特有なのか?それとも海外でも流行っているのか? 巡りの旅や踏破の旅は、どんなものでも何か縛り(範囲)があってゴールがないと挑… トラックバック:0 コメント:2 2008年12月06日 続きを読むread more
大琳派展その4「抱一の風」 大琳派展では光悦、宗達、光琳、乾山、抱一、其一の6人がフューチャーされていて、中でも今一番好きなのは其一。でも、すべての作品の中で一番好きなのはどれかというと。 酒井抱一の『夏秋草図屏風』(重文)。 東京国立博物館の詳細写真はこちら。 これを見ていると、写実じゃないのに映像の前にいるような気分になる。 ずっと眺めていたい気分… トラックバック:0 コメント:2 2008年11月28日 続きを読むread more
大琳派展その3「鹿笛と奈良と光琳菊」 鹿しか大作戦で、奈良鹿の写真を撮ったりグッズを求めたりしてなかったら、「綺麗な蒔絵ね。」と通り過ぎていたかも。 今日の一品 本阿弥光悦の『群鹿蒔絵笛筒』 大琳派展でも紅葉に鹿とか、鹿モチーフはいろいろあったけれど、この鹿笛の鹿が一番印象に残る。 鹿のポーズや群れる様子が、「まさにおととい奈良で見た鹿の様子そのもの!」… トラックバック:0 コメント:0 2008年11月27日 続きを読むread more
大琳派展その2「風神雷神」 いつから琳派好きになったのか? それほど大昔からではなかった。 クリムトも琳派の流れで語られていた国立近代美術館の琳派展に行ったあたりからか。クリムトファンだったので。 クリムトが琳派の影響を受けているかどうか? うーん。うずうず模様や金地は一緒だけど。。。その後クリムトの本で、お父さんが金細工職人だと知ってから、ちょっと違… トラックバック:0 コメント:0 2008年11月26日 続きを読むread more
大琳派展その1「夏秋渓流」 東京国立博物館の大琳派展は、ほんと愉しみにしていた。 ただ、有名作品がぞろぞろ出品されるせいで、展示期間が限られた大作が多くて、いつ行くかが大問題。 お目当て作品が出品されるまでじっと待つ。 そのため、前日旅先の京都で細見美術館の「琳派展」を見て、東京に戻ってきた次の日に「大琳派展」という変な、でも贅沢な日程になってしまった。… トラックバック:0 コメント:0 2008年11月25日 続きを読むread more
大正昭和の童画の世界 国立国会図書館の『国際こども図書館』は、洋館目当て(明治大正昭和の洋館が好き)で訪れて以来ちょくちょく寄るお気に入りの場所。 本来なら図書館なんで、蔵書の方がメインなんだろうけど、少しはずれたところに理由あり。 1.旧帝国図書館を生かした洋館はいつ行ってもうっとり。 2.安価なお休み処あり。 3.無料の展覧会が充実してる。 … トラックバック:0 コメント:0 2008年11月12日 続きを読むread more
誕生日にアート三昧 先日誕生日でありました。 どうやって過ごそうかな?と考えて、大好きな美術館巡りをすることに。 それも、すごく楽しみにしていたフェルメール展をこの日に大事にとっておく。 まずは、予習ならで予習し忘れた(満員で予約できなかった)ミュージアムシアター『国宝 聖徳太子絵伝』を観るために東京国立博物館へ向かう。 お昼は法隆寺宝物館… トラックバック:0 コメント:2 2008年11月03日 続きを読むread more
温泉と梅三昧伊豆の旅-紅白梅図屏風 ”つづく”のまま8ヶ月たち、季節はずれというか外れ過ぎて一巡しようかの今、大琳派展を機に完結編に着手しました。 3つめの梅。 神代の湯より続きます。 梅三昧の3つ目の梅は、梅の咲く時期にしか公開しないMOA美術館にある国宝。 尾形光琳の『紅白梅図屏風』 琳派の名品といえば必ず出てくる作品。 解… トラックバック:0 コメント:0 2008年11月01日 続きを読むread more
対決を振り返る 真夏の東京で行列して観た、東京国立博物館の『対決 巨匠たちの日本美術』を振り返ってみようかと。 勝敗表を作る。 赤字があし007が勝ち(と勝手に)決めた方。 運慶 VS 快慶 * 雪舟 VS 雪村 永徳 VS 等伯 光悦 VS 長次郎 宗達 VS 光琳 仁清 VS 乾山 円空 VS 木喰 大雅 VS 蕪村 若冲… トラックバック:0 コメント:0 2008年10月30日 続きを読むread more
球体のふるえ 夏に東京国立近代美術館で観た『イタリア現代陶芸の巨匠 カルロ・ザウリ展』。 これは新聞屋さんからもらった招待券で行く。 そうじゃなければ、絶対観にいかなかったはず。 現代陶芸の他の作家さんも知らないし、巨匠ザウリも知らなかった。 彫刻のような陶芸作品が会場内にあふれるように置かれ。 最初は何がなにやら?で流して… トラックバック:0 コメント:0 2008年10月30日 続きを読むread more
赤のやきもの 陶器市に行ってお手頃のやきものを探すのも好きだけど、手の届かない鑑賞するやきものを見に行くのも好き。 ただし、範囲は狭くて、色絵磁器。それも古九谷、古伊万里。 ルーツはなんでも中国。若冲の絵だって。 でも、日本で解釈して消化して日本人好みになったやきものがやっぱりいいなと思ってしまう。 (若冲の場合はそういう次元をつきぬけて… トラックバック:0 コメント:0 2008年10月28日 続きを読むread more
血天井とりんぱの寺 応挙犬からの連想で杉戸絵といえば。。。で思い出した京都の養源院。 琳派の名品があると知り、訪れたときのこと。 ガイドブックに載っていなかったので、不用意な気持ちで行くと。 こちらは”血天井”で有名なお寺だった。 紅葉の京都旅行はどのお寺も大混雑。 なのに、ここを訪れた時(2005年11月)観光客が誰もおらず、恐る恐る声… トラックバック:0 コメント:0 2008年10月25日 続きを読むread more
ラブリー応挙犬! 東京国立博物館にいる応挙犬。 むくむくして愛らしくてほんとラブリー♪ ミュージアムグッズもたくさんあって、あし007もてぬぐいやらシールやら持ってるよー! 人気なのもわかる。 ほれ。 この愛らしさ。 このむくむく加減。 朝顔と戯れてるの? ういやつういやつ。 予習ならの後あまり時間がなかったので、必ずチェッ… トラックバック:0 コメント:2 2008年10月24日 続きを読むread more
今年中にブログにしたいこと 今日のお題は「今年中にやりたいこと!」 よくぞ10月というまだ間に合いそうな時期に聞いてくださった!→プレ爺へ。 いつも、なんとなく気になることがありながら、漫然と過ごして。 師走も押し迫り、除夜の鐘が鳴ろうかという頃になって初めて 「あ~今年もできなかった。来年がんばろう。」 で今年も終わり。 こんなんでいいのだろ… トラックバック:0 コメント:2 2008年10月21日 続きを読むread more
予習なら法隆寺宝物館 奈良旅の予習として東京国立博物館の法隆寺宝物館を鑑賞する。 ◆法隆寺宝物館 平成11年(1999)設計 谷口吉生 建物入口前の水の上の通路を通って入口に向かう。 時折静かな水面に噴水が。 建物内にあるミュージアムレストラン「ホテルオークラ ガーデンテラス」目当てと、あと2回ぐらい?しかここに足を踏み入れたことなか… トラックバック:0 コメント:0 2008年10月19日 続きを読むread more
切手で知る『非母観音』 行きたいなぁと思う美術展は、数年前まで西洋絵画ばかりだった。 積極的に美術館博物館巡りをするようになってからは、もっと広く好きなものがたくさん! その頃気付いたのが、「近代日本絵画は作者を知らないのにお馴染みの絵がたくさんあるなぁ。」ということ。 それは子供の頃に集めていた切手の中にあったから。 以前書いた岡田三郎助の『あや… トラックバック:1 コメント:0 2008年10月15日 続きを読むread more
あし007作切手はり絵 芸術の秋。 といっても、自分で作るよりももっぱら鑑賞ばかり。 今日のお題は、『芸術の秋!あなたが作ったものを自慢して!』なんだけど、最近クロスステッチはお休みしているしなぁ。。。 で思い出したのが、夏の終わりに訪れた『切手の博物館』で作ったこれ。 題名:夏休みの思い出 れっきとした大人(あし007)の作品です{%うっと… トラックバック:0 コメント:4 2008年10月14日 続きを読むread more