母の息子への愛は怖い「母なる証明」

ポン・ジュノ監督の韓国発ミステリー映画。
牛の鈴音」といい「母なる証明」といい、韓国映画面白い!
と今頃知る。

二人っきりで生きてきた親子。キム・ヘジャ扮する母とウォンビンの息子。
”小鹿のような目をした”無垢な息子(ウォンビンですからっ)は、友人にいいように利用されたり、どうも生活力に乏しく、母に完全に世話されながら生活している。夜寝るときも一緒の布団で眠る。
記憶することが苦手なので、母からこめかみのツボをぐるぐるするように言われている(このツボもストーリーのツボだ)。
ある日、街で女子高生が異様な姿で(これもツボ)発見され、第一容疑者として息子が囚われてしまう。
警察の捜査はぞんざい、弁護士もやる気なく、このままだと息子が犯人にしたてあげられてしまうと思った母は、ひとり犯人を見つけようと立ち上がる。
ミステリーとして面白いのは、母が捜査の常道通り、まず被害者の身辺から洗いだすところ。
(本当は警察がやらないと。)

とにかく、映画として圧巻だと思ったのは、犯人判明後、もうひとつの事件が起きた後の一連のシーン。
最後の最後までツボや伏線が生きてくる。

映画の冒頭、母が踊るシーンの素晴らしさ。

ミステリー映画としても面白い上に、映画のツボを次々と押さえて”やられた。”の気分に。
太股の内側の忘却のツボが一番大きなツボかも。

満足度:★★★★★(満点!)

とにかくのめりこんで観ていたけど、それは劇場のすべての人がそうだったようで。。。女子高生が殺される場面で、あまりの衝撃に近くの人が「わぁっ!」とものすごい悲鳴を上げて、とっても恐ろしい思いをした。
公式HPは、こちら

ポン・ジュノ監督のインタビューが新聞に載っていて、それによると、この映画着想のきっかけは韓国の国民的母親女優キム・ヘジャの存在とあと一つ。
少女虐待容疑で逮捕された60歳の息子を老いた母が弁護する姿だったそう。
「息子に罪はないと、被害者をののしっていた。衝撃的で、おかしく恐ろしかった。」

ほんと怖い。


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