憑き物おとしの007「慰めの報酬」

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なぜ日本公開だけ年越しなんでしょ?
待ちきれません!と思っていたら試写会が当たる。中野サンプラザにて。

前作「カジノ・ロワイヤル」ですっかり虜になってしまったダニエル・クレイグ007。
ずーっとずーっと待ってました!

ストーリーは前作の1時間後から始まるし、全編前作のボンドガールであるヴェスパーの亡霊がつきまとうような内容(復讐という私情に流されるジェームズ・ボンド)のお話なので、前作の復習は必須かも。
(あし007は3回は観たのでバッチリで臨む)
マティスもフェリックスも出てくるしね。

オープニングのカーチェイス、マンチェイス(そんな言い方あるかな?人耐人)、船チェイス、飛行機チェイス、炎アクションと次々アクションシーンが続いて、はっきりいってそんなのいいからダニエル・クレイグの演技を見せてくれ!と言いたくなった。
あんなに魅力的で演技力のある俳優さんを浪費しているように思えて。

それとシエナのシーン観ていて「ボーン・アルティメイタム」を思い出した。
あの映画のアクションシーンが凄くて、スパイ映画の今後を変えるとまで言われていたようだけど。。。
本作は思いっきり意識した挑戦状なのでは?
シエナの祭りも絡めて、どうよ!ってな感じで、「ボーン・アルティメイタム」のアクションに勝ったかもしれないけど、意識しすぎて相手を彷彿させてしまっては映画として負けなのでは?
これはボンド映画なんですからっ。

さらに弊害として、アクションシーンのための映画のようでバラバラ感あり。
哀愁漂うあらすじと、ボンドガールも魅力的な設定で、もっといくらでも絡みや話をふくらませることもできるのでは。

と不満ばかりみたいだけど。。。

満足度:★★★★☆

ひとつひとつのアクションシーンの完成度は高くて、見応えはあるのだ。
オープニングから主題歌に至るところ、もーわくわくしちゃったし。
掴みはオッケー!
(主題歌の部分は昔っぽくって好きだった)

それとダニエル・クレイグのスーツ姿が素敵!!
あれ観るだけで映画観る価値があるとまで思ってしまった。
スーツが凄いっていう話もある(グッチの伝説のデザイナー トム・フォード)。
残念なのは、ヴェスパーという亡霊を背負っているため、いつもの余裕が感じられない所。夜眠れなくて心身ともにすさんでるボンド。優雅さや余裕がなくて。
もっとダニエル・クレイグのチャーミングな笑顔が観たかった。

あと気になったのは、「ゴールドフィンガー」の金漬けは許すけど、石油漬けのボンドガール(魅力的な子だったのに。。。)がいただけなかったのと、やたらとあっけない幕切れ。
へ?もう終わっちゃうの?
実際上映時間もシリーズ史上最短なのだ。
数年に一度のボンドの世界を楽しみに首を長くして待っているのに。
多少増長でも余白部分の余裕がボンドなのになー。

ボンド映画はスパイ映画だけど、アクションだけではなくジェームズ・ボンドの魅力を愉しむ映画なんだよ。
危機一髪な状況でも、余裕と優雅さがなければね。

てっきり、「カジノ・ロワイヤル」の最後のシーンでかっこよく登場したボンドはすっかり憑き物落ちたとばかり思っていたのに。
それが今作までひっぱってやっと落ちた(私情から非情になれた)のだから、次回こそチャーミングでスタイリッシュなダニエル・クレイグ007がみたいよ。


007/カジノ・ロワイヤル
シネマ・タプート

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  • 映画:007 慰めの報酬 ちょっと悩ましい新作。

    Excerpt: やっとやっと(笑)今日から日本で公開の「慰めの報酬」だが、私の場合はNY時のホテルのペイビューで鑑賞。
 アメリカでの公開から2ヵ月半がたち、日本は世界で最も遅い公開となっているが、こうい.. Weblog: 日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~ racked: 2009-01-24 10:04
  • 映画:007/慰めの報酬

    Excerpt:  平日3本観た、その2本目は007/慰めの報酬を観てきました。前作を復讐してから観に行って良かった。復讐しないで行くと、最初と最後がわからないかも・・・。 Weblog: よしなしごと racked: 2009-02-07 00:43
  • 007慰めの報酬★QUANTUM OF SOLACE 7

    Excerpt:  続編だとは知りませんでした! 1月25日、MOVX京都にて鑑賞。ダイニエル・クレイグがジェームス・ボンド扮しての主演2作目「007慰めの報酬」がやっと公開されました。何と、前作のエンディング直後か.. Weblog: 銅版画制作の日々 racked: 2009-02-14 17:35