大琳派展その1「夏秋渓流」

東京国立博物館の大琳派展は、ほんと愉しみにしていた。
ただ、有名作品がぞろぞろ出品されるせいで、展示期間が限られた大作が多くて、いつ行くかが大問題。
お目当て作品が出品されるまでじっと待つ。

そのため、前日旅先の京都で細見美術館の「琳派展」を見て、東京に戻ってきた次の日に「大琳派展」という変な、でも贅沢な日程になってしまった。
(ただし、あまりに一度に琳派作品漬けで、疲れもあってかどっちで見たのかカタログで確認しないと印象がごちゃごちゃになってしまったり。花鳥図とか。)

今日の一枚
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鈴木其一の『夏秋渓流図屏風』

夏にテレビで観た鈴木其一特集で知り、『向日葵図』ともに、「実物を是非!」と願っていたお目当ての作品。
これが出展される期間を狙ってきたのだ!

瑞々しさを通り越して強烈な青い水の流れと、目にまぶしいような緑がぱっと目に入って。
清楚な百合と風流な紅葉。
生き生きした力強い絵だった。

それとすごく不思議な絵。
ずっとこのパノラマを見ているうちに、まるで異空間にいるような妖しい気分に。
右側には百合、左側には紅葉と季節は移ろっているのだけれど、山の風景は左右連続しているのだ。
時空がねじまがってる。
(夏秋草図屏風などではそんな風に思わないのになぁ。不思議。)

こんな大作なのに、他にも大作がたくさんありすぎて、埋もれるように展示されていて、できればもうちょっと余裕ある空間でじっくり見たかった。
根津美術館が再オープンしたら、そういう機会もまたあるかなぁ。
とにかく感激。

更に感激は続く。

その2「風神雷神」につづく。


すぐわかる琳派の美術
東京美術
仲町 啓子

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