赤のやきもの

陶器市に行ってお手頃のやきものを探すのも好きだけど、手の届かない鑑賞するやきものを見に行くのも好き。
ただし、範囲は狭くて、色絵磁器。それも古九谷、古伊万里。

ルーツはなんでも中国。若冲の絵だって。
でも、日本で解釈して消化して日本人好みになったやきものがやっぱりいいなと思ってしまう。
(若冲の場合はそういう次元をつきぬけて独自の世界に昇華してるけど)

そんなわけで、景徳鎮がどれだけ素晴らしくても素通りしていたのだけれど、畠山記念館で鈴木其一の「向日葵図」が特別展示されるというので、この一点につられて「赤のやきもの」展を観に行く。

全く馴染みがない展示なので、ギャラリートーク(列品解説)開催を狙っていったのがよかった。
いろいろ勉強になる。
明の時代の赤のやきものには、大きく分けて「金襴手」「万暦赤絵」「古赤絵」「南京赤絵」の4つがあり、それぞれの特徴や見方の解説で、あし007も今後見分けることができるかも?
以下↓あし007的解釈
共通の特徴は、赤を主体に模様を描き緑と黄色で色づけすること(赤緑黄ですな)。
「金襴手」は、文字通り赤と金で吉祥模様を隙間なくうめつくすように描かれていて、とても華やか。中国にはあまり残ってないのだそう。
「万暦赤絵」は、青の下絵付けが絵画的で、模様でうめつくす感じ。
「古赤絵」は、茶色っぽい赤絵で(青色がない?)素朴な絵柄。
「南京赤絵」は明の末ごろのヨーロッパや日本向けに数多く作られたもので、日本人好みな適度な余白あり。

日本人は余白好き。

画像高輪台にある畠山記念館は、中に入るとここは東京なの?と思えるようなうっそうとした緑(蚊もいっぱいいるので夏は虫除け必須)。
茶室などが点在して季節がよければお庭散策も楽しいはず。

画像

館内では展示品を前にして、お抹茶と干菓子(400円)をいただくことも。
其一の向日葵を前にして、贅沢なひとときでした。

今日のおみやげ
今回観てないのだけれど、酒井抱一の「十二ヶ月花鳥図」のポストカードセット♪
(ポストカードが安価なのも嬉しいな。ここ。)
こんなものもあるのですね?!で、やっぱり抱一の「風神図」と「雷神図」。
画像

ややっポーズが違います。




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