2つの「幸せのレシピ」

ヤクルトホールで「幸せのレシピ」試写会を観た次の日、「マーサの幸せレシピ」も観ました。

映画「幸せのレシピ」という題、なんか聞いたことあるなぁ。。。と思ったら、以前公開していたドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のハリウッドリメイク版だった。

とりあえず、ドイツ版を観る前に試写会でのハリウッド版「幸せのレシピ」の感想。
人気レストランの料理長として、張り詰めるようにがんばってる主人公ケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。その生活に突如現れる副料理長のニック(アーロン・エッカート)が。。。
あまりに”都合のよい男”でびっくりしたよー。
え、これだけの感想?
実もふたもないな。こんな感想じゃ。
でも、観ている間は楽しいし、それなりにぴりっとひきしめる部分もある。
それは何より姪のゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)の存在。

うまく説明できないんだけど、アビゲイルの漂わせる雰囲気が。。。
ただものではない。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズが安いハリウッド女優に思われてしまうほど。
後から知ったのだけど、天才子役と言われているんだね~。
アビゲイルの出世作「リトル・ミス・サンシャイン」、結局見逃してしまったので、気付かなかった。「リトル・ミス・サンシャイン」からチェックだ!

それで、ドイツ版の「マーサの幸せレシピ」の方。
いやぁ、ハリウッドリメイクは、マーサのいいところはセリフまですべて採用するんだ。
これにはびっくり。
観てないけど、「Shall We ダンス?」がリメイクされたときに、全く同じようなシーンがたくさんあって、このリメイクっていうのは、そのまま配役だけ変えることなのか?といった話が出ていたけれど、ほんとそう。
でも、「幸せのレシピ」の方は、美味しいシーンだけそのままにして、一部内容を変更している。
それは、ドイツ版はおばと姪の関係がメインだけれど、ハリウッド版は恋愛シフト。
姪のイタリア人のお父さんの部分が、すっぽり抜けているのだ。
北部ヨーロッパの人たちの陽光溢れるイタリアに対する憧れやルーズさに対する(たぶん、だってだいたい父親がイタリア人)ないまぜな気持ちを、アメリカに持ってくるのが難しかったせいかも。
でも、その改変のための弊害がニックの人物造詣の浅さになったと思う。
単なる都合のいい男になってしまっている。

けれど、それを救っているのがゾーイ役のアビゲイル。
最後のシーンはハリウッド版の勝ち!
満足度:★★★★☆ ←アビゲイルで★1つ追加。

おまけ:キャサリン・ゼタ=ジョーンズが、どうしても子供のころに見た(たぶん中年期の)若尾文子に見えてしかたなかった。似てない?若いころの美しさでは若尾文子の方がずっと綺麗だと思うけど(なんてったってバロックだもの)。
ちなみにM氏は名取裕子に似てると思ったらしい。
うん、これにも賛成。顔というより漂う雰囲気が。

映画「幸せのレシピ」の公式HPは、こちら
ドイツ版は↓

マーサの幸せレシピ [DVD]

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この記事へのコメント

まりを
2007年09月19日 20:54
マーサの幸せレシピのサイトでは、背景の説明があり興味深いです。ご参考まで。
http://www.amuse-s-e.co.jp/martha/
2007年09月20日 19:46
まりをさん、どうもありがとう。
早速読んでみました。ハンブルグ人気質とか(ハンザ同盟が引用してあった!)、聖書に載っているマーサという名前の意味など、興味深かったです。
イタリアに対する憧れと快楽や軽薄を慎むべきという北部プロテスタント的考え、というのは、こんなに説得力のある言葉ではないですが、なんとな~く感じました。なるほど!

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