圧巻ペネロペ「ボルベール」

7月の公開時に観たスペイン映画「ボルベール<帰郷>」の感想をアップするのが遅れてました。
というのも、復習として「オール・アバウト・マイ・マザー」を観てからと思っていたから。

ペドロ・アルモドバル監督の女性讃歌3部作は、
第1作が「オール・アバウト・マイ・マザー」
第2作が「トーク・トゥ・ハー」
第3作が「ボルベール<帰郷>」←今回観た作品。

ペネロペ・クルスは、第1作の出演に続き、第3作ではみごと主役を演じている(ちなみに、第2作には出ていない)。
可憐で細い印象の第1作のペネロペが全く別人かと思われるほど、第3作のペネロペは太くて凄みあり。
大女優の貫禄あり。
ハリウッド映画の「サハラ」でペネロペを観たときに、どうも魅力がわからんなぁと思っていたけれど、さすがスペイン映画でスペイン女性を演じると、こうも違うのかとびっくり。まるで水を得た魚のよう。底力あるスペイン女性を演じてる。
なんとなく、腹が据わったイタリア女性を演じるソフィア・ローレンを思い出した。

ストーリーは、殺人事件を扱うミステリーなので詳細を省くが、ペネロペ、娘、姉、母、近所の女性の5人の周りに、まさに血塗られた殺人事件が起きるのだけど、これはミステリーというよりも、女性讃歌3部作のひとつなので、殺人事件でさえも、女性たちの人生を彩るために存在するようなのだ。
ただし、この殺人事件に関する事象は、かなりどろどろとした話。
しかし、舞台はスペイン。
陽の光溢れるスペイン。ときどき風の強さと乾いた空気で気分の滅入る暗さは入るけれど、映像はスペインの鮮やかな色彩で溢れてる。
この中で語られると、内容は暗いのに明るいどろどろというか、生命力溢れるどろどろになるのだ。
最後にわかる衝撃は姉妹の写真。

満足度:★★★★☆

公式HPは、こちら


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