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zoom RSS 予習なら法隆寺宝物館

<<   作成日時 : 2008/10/19 23:32   >>

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奈良旅の予習として東京国立博物館の法隆寺宝物館を鑑賞する。

◆法隆寺宝物館 平成11年(1999)設計 谷口吉生
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建物入口前の水の上の通路を通って入口に向かう。
時折静かな水面に噴水が。

建物内にあるミュージアムレストラン「ホテルオークラ ガーデンテラス」目当てと、あと2回ぐらい?しかここに足を踏み入れたことなかった。
鑑賞も、全く興味がなくて流すように観ていたし。
でも、今回奈良旅の予習しているうちに、そういえばと気になってくる。

なぜ奈良法隆寺の宝物が東京にあるの?
寺がなくなっていたり、展示する余力がなくて寄託しているならまだしも、大法隆寺がそんなことないよなぁ?と。

ほんと、今頃。今更なんだけど。

それは明治維新の廃仏毀釈の余波だった。
法隆寺側が宝物を皇室に献上し、荒廃した寺の再建のため下賜金をというもの。
明治11年の献納の儀のあと、いったん正倉院に仮納され、明治15年に上野の博物館新館に移る。
(下賜金は当時のお金で一万円!今のお金にすると約一億円。高いのか安いのか。安いような気がする。でも献納と考えるとどうなんでしょう?)
更に一波乱。
戦後GHQによる皇室財産の制限によって、関係の深い数点を除き全ての宝物が皇室から国へと移管されることに。
ここで法隆寺側としても、返還してほしいとなるのだが、正倉院のような宝物館を作る約束で説得して、4点のみの返還で今に至る。

時代に翻弄された宝物。
法隆寺に返した方がよかったかどうかは想像つかない。
一つ言えるのは、法隆寺に返還されていたら、今のように常時、それも安く(常設展に含まれた価格で)は観ることはできなかっただろう。
でも、所有権抜きに勝手に考えると、奈良に宝物館があった方がよかったのでは。。。
東京で気軽に鑑賞できてありがたいけれど、法隆寺の近くで法隆寺とともに見学した方がずっと印象的なはず。

法隆寺宝物よりも1世紀後の正倉院宝物。
正倉院のお宝も年1回と言わず法隆寺宝物館のように保存と展示の両立はできないものなのか。

などいろいろ考えながら観ていると、奈良旅の予習の効果アップ!
今までさらっと流していたものがやたらと気になる。

今日の一品
『竜首水瓶』
7世紀の飛鳥または唐時代の作品。
首の部分が竜の顔になっていて、なんとなくユーモラス。
でも、よーく観ていると、ドラゴンが生きているように見えてきて。
絶妙なライトアップのおかげで、水瓶の胴部分に彫られているペガサス?(馬に羽)が浮かび上がり、躍動感たっぷりで、こちらも今にも飛び立ちそう。

旅効果で今までになく楽しい鑑賞となる。

法隆寺宝物のいきさつを要約引用した本は↓

とんぼの本 こんなに面白い東京国立博物館 (とんぼの本)
新潮社

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